みなさんこんにちは!
今年も残すところあと半月あまりとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
MUNIでは陽射しの暖かさが気持ちの良い12月10日に、ワークショップ『はじめてのかんたん 薬膳 〜季節と私のインナーケア〜 』を開催いたしました。
講師は国際薬膳師 YAKUZEN TOKYO 代表の山川 麻子さん
講師:山川 麻子氏(国際薬膳師/ YAKUZEN TOKYO株式会社 代表)
多忙な会社員時代、自身の体質改善を模索する中で中医薬膳と出会う。
食材がもつ力を活かし、季節・体質・美容など目的に合わせ食事をとる方法に感銘を受ける。
薬膳の敷居を低くし、多くの人に手軽に取り入れて欲しいという想いから、2022年8月より体質診断型パーソナル薬膳キットのWeb販売を開始。
☆YAKUZEN TOKYO Webサイト
WSスタート!温め食材を使ったスープをいただきながら 薬膳 の基礎を学びます
それぞれの参加動機をシェアして、早速ワークショップスタート。麻子さんの冬の薬膳スープをいただきながら、「そもそも薬膳ってなに?」「どういうものなの?」など、薬膳の基礎について詳しく学んでいきます。
薬膳 とは? 中医学をベースとした美味しくてヘルシーな食習慣
薬膳とは、中国古来の『薬食同源』という思想を元に作られた料理や献立のこと。
お腹がすいた時に何も考えず食べたいものを食べることを一般的な食事とすると、薬膳は体質・体調・季節・美容など、その時の目的に合わせて食材を選び、組み合わせて調理を行い食事をとる方法。
食材そのものの持つ力を使って食事で身体を整えていきます。
【季節の 薬膳 】季節の捉え方と冬の養生について学びます
中医学には『天人合一』という、自然界で起こったことは人体にも影響するという考え方があります。陰陽のバランスと共に変化する季節にはその時々の特徴があり、その特徴に合った食事を摂ることが日々を健やかに過ごす秘訣とされているのです。
冬の季節の特徴は? 冬に傷めやすい五臓
薬膳では、季節によって傷めやすい臓器(五臓六腑)があると考えられています。
冬に傷めやすい五臓はズバリ『腎』。『腎』と聞くと私たちは真っ先に腎臓を思い浮かべますが、中医学でいう『腎』とは、腎臓も含め発育・成長・生殖に関わる器官や機能全般のことを指しています。エイジングとも密に関わる五臓です。
なぜ冬に傷めやすくなるの?
環境が人体にも影響を及ぼすと考える中医学では、体調不良を起こす季節的な原因を「邪気(じゃき)」といいます。特に冬の邪気は「寒邪(かんじゃ)」といい、この寒邪に弱いのが『腎』なのです。
ワークショップでは、春・梅雨・夏・秋・冬それぞれの季節の特徴をはじめ、冬の寒邪は具体的にどんな不調を及ぼすのか、寒邪によってどんな症状が起こるのか、そして各症状への対処方法などを、食だけでなく日々の過ごし方からも学んでいきました。
【私の薬膳】チェックシートとカウンセリングで体質診断
薬膳の基礎と季節の薬膳を知った後には、個別の体質診断。それぞれで記入した体質診断チェックシートの結果に加え、食生活や食の好み、気になる心身の不調などを麻子さんにお伝えし、不調を解消するためにおすすめの食材や食べ方を詳しく教えてもらいました。
自分を深く知る作業はとても興味深いですね。みなさんとても真剣に取り組まれていました。
体質診断の時間には、麻子さんと会話を深める中でふと思い出す習慣があったり、自覚していなかったけど言われてみるとそうかもという気づきがあったりと、個別相談ができるワークショップならではの有意義なものになりました。
お土産にYAKUZEN TOKYOさんのスープキットの中から自分にぴったりのタイプのものを受け取り、ワークショップは終了いたしました。
みなさんの感想(アンケートより一部抜粋)
- 自分の症状に合わせた食材を知ることができた。
- 他の季節の薬膳も知りたいなーと思いました!
- 薬とかでは改善しなくて、漢方や薬膳も試してみたいと思っていました。すごくわかりやすく説明してくださったので、やってみよう!と思えました。スープも美味しかった♪
- 結局薬膳ってなんなの?というところがよくわかった。自分の体質について新発見があったのもよかった。
- 麻子さんが親身になって聞いてくれた。
- 実際にスープが飲めたり、個別に自分に合ったおすすめ食材を教えてもらえて良かった。
- キットを使ったスープの作り方のコツを教えてもらえた。
- 少人数での実施のため、気になることをその都度こまめに確認できて良かった。
今後のワークショップ情報
現在決定しているワークショップはありませんが(企画中です!)、今後のワークショップについてはスタジオのホワイトボード、ホームページ、公式Instagram、公式LINEなどで行う予定でおりますので、ぜひ登録やフォローをしてチェックしてくださいね。
また、こんなワークショップがあったら参加したいなどのリクエストもお待ちしております。
以下のいずれかのSNS宛にお気軽にお送りください♪
STUDIO MUNIの
★公式Instagram
みなさんの生活が引き続き健やかに、心地よいものでありますように。
また次回のワークショップをお楽しみに!