こんにちは、コンディショニングヨガ&ピラティス STUDIO MUNI(スタジオ ムニ)大井町です。

この度、STUDIO MUNIオーナー兼コンディショニングトレーナー 辻岡奈保美が、スポーツ庁による令和5年度「Sport in Life推進プロジェクト(スポーツ人口拡大に向けた取組モデル創出事業)」における、早稲田大学スポーツ科学学術院 金岡研究室と日本シグマックス株式会社によるプログラムにおいて、ヨガとピラティスを使ったMC Ex( モーターコントロール エクササイズ)講師を担当いたします。

スポーツ庁委託事業『Sports in Life推進プロジェクト』とは

スポーツ庁委託事業『Sports in Life推進プロジェクト』とは、スポーツ庁が発起人となり一人でも多くの方にスポーツを楽しんでいただき、スポーツを行うことが生活習慣の一部となるような社会を目指す取り組みのことです。

『Sports in Life』とは?(スポーツ庁 Sports in Lifeのサイトへリンク)

早稲田大学スポーツ科学学術院 金岡研究室と日本シグマックス株式会社による事業『企業における モーターコントロール エクササイズ介入がスポーツ実施率および労働⽣産性に与える影響』について

『Sports in Life推進プロジェクト』のひとつとして採択された今回のプログラムでは、法人企業の従業員様向けに週2回・3ヶ月間のオンラインセッションによる運動介入(モーターコントロールエクササイズ)を実施。スポーツ庁長官室伏広治氏が考案された身体測定方法(KA:Koji Awareness)を使って介入前後の身体の状態を測定します。

今回使用している身体測定法(KA:Koji Awareness)は動画をみながら簡単にできますのでぜひみなさんも行ってみてください!

Koji Awarenessで身体の可動域をチェック!(肩甲骨の可動性 編)

その他の部位の可動域もチェック!

MC Ex(モーターコントロールエクササイズ)とは

・モーターコントロールとは

モーターコントロールとは、「運動の幹的メカニズムを統制もしくは指揮する能力」と定義されています。(『モーターコントロール』Anne Shumway-Cook、Majorie H.Woollacott著)

また、本プログラムを主導される早稲田大学 金岡恒治教授監修の書籍『腰痛は、タイプ別ちょこっと運動で治す!』ではモーターコントロールに関して以下のように定義されています。


”モーターコントロールとは、神経系や筋肉、関節が協調して、脊椎(背骨)の安定性を保ちながら体を動かす仕組みのことをいいます。”

”しなやかに体を動かすために大切なのが「モーターコントロール」なのです。”

引用『腰痛は、タイプ別ちょこっと運動で治す!』監修 早稲田大学教授 金岡恒治 NHK出版

つまり、自分の思った通りに思った通りのタイミングで安全に筋肉や関節を動かす仕組み(運動制御)のことであり、日常動作やスポーツ動作において怪我なくパフォーマンスを上げるために重要となるのがこのモーターコントロール力、機能的な身体の使い方です。

そしてこのモーターコントロール力を習得し向上させるのが、モーターコントロールエクササイズであり、機能解剖学やバイオメカニクスをベースとしたヨガやピラティス・筋トレ、また認知行動療法などがそれに当たると今現在いわれています。

みなさんが習慣的に行っているヨガやピラティスは、リフレッシュや運動不足解消、リラックスに貢献してくれるのはもちろん、腰痛や肩こり・怪我予防や動作改善など私たちのライフパフォーマンスを向上させてくれるとても優秀なメソッドなのです。

引き続きSTUDIO MUNIは、関わるみなさんの健康増進・怪我予防・競技パフォーマンス向上、ライフパフーマンスの向上のために尽力して参ります。