こんにちは、コンディショニングヨガ&ピラティス STUDIO MUNI(スタジオ ムニ)大井町です。

令和5年度Sport in Life 推進プロジェクト『スポーツ人口拡大に向けた取組モデル創出事業』の一環として行われた、早稲田大学スポーツ科学学術院 金岡研究室と日本シグマックス株式会社による取り組み『企業におけるモーターコントロールエクササイズ介入がスポーツ実施率および労働生産性に与える影響』の結果レポートが公開されています。なお本プロジェクトのトレーナーをSTUDIO MUNI代表トレーナーの辻岡が担当しております。

取り組みについて(リンク先:スポーツ庁「Sports in Life」)
報告結果について(PDF) 以下の画像からもご覧いただけます

報告内容:一部抜粋


【肩こり・腰痛の有無、労働生産性(プレゼンティーイズム)について】
MCEx介入前の腰痛または肩こりを有する従業員は90%以上に及んだ。MCEx介入後は「肩こりがある」「どちらもある」と答えた方が
それぞれ9%、12%減少した。同時にどちらもないと回答した方が21%増加した。3ヶ月間の本オンラインMCEx介入は腰痛および肩こりに対して効果があったと考えられる。
労働生産性(プレゼンティーイズム)の値が介入前平均78%に対して、介入後86%と向上した。

アンケートにおいて、以下のようなコメントがあった。
“エクササイズがあると、それまでに仕事を終わらそうという気持ちになるのでその日は効率が上がったかもしれません。”
“当日の朝からだがだるくて休んだりすることが減りました。総じて集中できている時間が増えているように感じます。”
MCEx実施による腰痛肩こりの軽減とともにスケジュールに組込むことでより生産性が向上した可能性がある。


【各関節における疼痛について】
各関節の疼痛の有訴者数、疼痛の程度の減少が3ヶ月のMCEx介入によってみられた。
運動・スポーツ実施率のみならず関節痛が減少・軽減することは、企業の従業員にとっては良い副次的な効果である。

以下、アンケート結果の一部を示す。
“肩関節の痛みがなくなった。股関節の可動域が広がった。”
“下腹を引き締める運動によって、腹筋と背筋の両方を使えるようになり、姿勢も良くなったと思います。”
“もともと反り腰で、長時間歩いたり、立ったりすると前腿が張りやすかったのですが、張りが気にならなくなり、たくさん歩けるようになりました。”
“エクササイズの前は、腰や前腿、背中の固さのケアのため、5年前から1か月に2回程度マッサージに通っていました。マッサージに通う回数が減りました。”

令和5年度Sport in Life 推進プロジェクト スポーツ人口拡大に向けた取組モデル創出事業
「企業におけるモーターコントロールエクササイズ介入がスポーツ実施率および労働生産性に与える影響」令和6年2月23日 早稲田大学スポーツ科学学術院 金岡研究室

週2回×3ヶ月のオンライントレーニングでご一緒した企業様の従業員の方々。みなさんお疲れ様でした!